返礼品も無事に届いて、今年もお得だったわ~
ちょっとまって!
ちゃんと申告はしたの?
申告?
ちゃんと控除の申告しないと、
バカ高い商品を買ってしまっただけになるわよ
早く教えて
控除申告を行わないと家庭に大打撃ですが、簡単に終わらす方法もありますので是非参考にしてください。
その前にまだ以下の記事を読まれてない方は参考に
控除の申告とは何でしょうか?
第1回で私なりの解釈でふるさと納税は税金の前払い!と説明しました。
この前払いしたお金は自動的にはお役所に届かないので、
ちゃんと
私、前払いしました
と申告して初めて前払いが完了になるシステムです。
その申告の方法が2種類ありますのでよく理解しておいてください。
方法その① 確定申告
あ~もう嫌ですね
確定申告とかハードル高い言葉が出てきただけで拒否反応が起こります。
そんな人はぜひ、方法その②を参考にして頂きたいのですが
でも確定申告が必要になる場合がありますので条件は是非知っておいてください。
もしその条件に当てはまってしまった場合は確定申告をしないと、
かなり割高な商品を買っただけになってしまいますので注意してください。
確定申告が必要な方は以下の条件です。
- 1月1日〜12月31日の間に寄付をした自治体数が6自治体以上ある方
- 寄付をした自治体のうち、1ヶ所でもワンストップ特例の申請書を提出できなかった方
- 給与所得者でかつ高額医療費の支払いがあり、医療費控除などの申告が必要な方
条件の上2つは自分でコントロールが可能ですので、基本は注意していれば方法その②で対応できます。
ただし体調不良により医療費控除をしなければならない場合、
方法その②を申請済みでも確定申告をする必要があります。
確定申告は最強ですので、他の方法で申請していても確定申告をした時点で
他の方法の申告は無効となりますので注意が必要です。
確定申告の方法などは、ふるさと納税の各サイトの方が詳しく記載されてますので
そちらを参考にしてください。
方法その② ワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる制度です。
まずはふるさと納税をサイトから注文する際に、ワンストップ特例制度を利用するか選ぶ場合は
必ず利用するを選んでください。
ワンストップ特例制度を利用するを選んだ後に、結果的に確定申告になった場合は特に問題にならないので
利用するを選んでいた方が良いと思います。
ふるさと納税を申込すると、返礼品とは別に
「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」が申し込んだ自治体から送られてきます。
結構タイムラグがあり、返礼品は届いて無いのに用紙だけ届く事も良くあります。
人気商品だと申込から半年後に返礼品が届く事もあるので焦らず待ちましょう。
記入する紙が1枚と返信用の封筒が1枚送られてきます。
返信用の封筒は折り紙の様に自分で折って作らないといけませんので、そこは少し手間です。
記入する紙には氏名・住所・電話番号・マイナンバーカードの個人番号・生年月日を記入。
更に「地方税法附則第7条第1項(第8項)に規定する申告特例対象寄付者である」と
「地方税法附則第7条第2項(第9項)に規定する要件に該当する者である」にチェックを入れるだけです。
そして返信する時には、記入した紙とマイナンバーカードもしくはマイナンバーカードの通知書の写しを添えて
手作りした封筒に入れて返信しましょう。
なんだか文章にすると面倒にみえる
たしかに!
でも慣れたら5分程度で終わるくらい簡単よ
最近では更に便利なシステムができました。
オンラインによるワンストップ特例制度の申請です。
オンライン申請を利用するにはスマホとマイナンバーカードが必須になります。
またマイナンバーカードを作成した時に登録した2種類のパスワードが必要になります。
その準備さえあればスマホでマイナンバーカードをかざしてパスワードを入力×2回
これだけで申請は完了します。
詳しくはふるさとチョイスさんの動画を参考にして頂けると分かりやすいと思います。
また自治体マイページでも便利機能の紹介をしてますので気になる方は参考にしてみてください。
最後にワンストップ特例制度を利用できるのは5自治体までです。
これを越えると確定申告が必要になりますので注意してください。
ただ個人的にですが一般家庭の限度額を5分割以上すると1返礼品の単価がかなり安くなってしまうので
あまり5自治体を超える事はないのではないでしょうか。
以上 ふるさと納税の回でした
みんなに興味を持ってもらえると嬉しいな