先日の日向灘の地震により南海トラフ地震の可能性が高まったとして
「南海トラフ地震臨時情報」が発信されました。
1週間ほど可能性が高まったとして、海水浴場の閉鎖や
海の近いキャンプ場やホテルのキャンセルが多かったようです。
この時、慌てて水や非常食を買いだめするご家庭が増えて
お店でも「備蓄用」とわざわざポップを貼りだしている所も多くありました。
わが家は以前から備蓄の水や食料を備えているのですが
困ったことに水や食料の賞味期限が切れている事が多々あります。
今回は特に「水の賞味期限と保管方法」について考えてみたいと思います。
その前にまずは災害時の備蓄についておさらいよ
大規模災害への備え
大規模災害が発生した時に備えておいた方が良い物と量があります。
備えに関するホームページは沢山ありますが
首相官邸ホームページから引用すると
とあります。
飲料水・非常食はまた別の機会に考えて行きますが
我が家の様な4人家族を7日分の食料を備えておくのは、なかなか大変な量です。
災害時に1人あたり必要な水の量は約3Lと言われています。
4人家族の場合、以下の量が必要になります。
3日分だと2Lペットボトル6本入りを3箱
7日分だと2Lペットボトル6本入りを7箱
2Lペットボトル6本入り7箱かぁ!
どこに置くのよ!
頑張っても3箱が限界ですし、せっかく買った水の賞味期限が切れていた場合
「もったいない」ような「面倒だな」という気持ちになりました。
そもそもペットボトルの水の賞味期限が切れた場合、飲めないのでしょうか?
水の賞味期限とは
ご存知の方も多いでしょうが賞味期限=安全に食べられる期限ではありません。
安全に食べられる期限は消費期限として表示されますが
お弁当などの傷みやすい物以外にはあまり書かれていません。
お水の会社に記載がありましたが、そもそも水の賞味期限は味の保証期間ではなく
入っている水の量の確約期間だそうです。
つまり開封していないペットボトルの水であれば半永久的に使えるとの事でした。
ただ実際問題、2024年に賞味期限が切れていた水を
10年後に災害が起きた場合 やはり10年も期限切れの水を飲むのは不安ですよね
ローリングストック?
少し前からローリングストックの推奨がよく聞かれます。
普段から備蓄の期限を決めて消費と補充を繰り返すのですが
その失敗例が我が家です(;^ω^)
正直めんどうです。ローリングストック
その結果が期限切れを起こしてしまったのですが
せめて水だけは何とか確保したい!
そこで考え方を変えて、ストックではなく定期的(強制的)に
水が送られてくれば常に確保できる状況が作れると考えました。
地域によっては水をわざわざ買うなんて!と思う人も居るかもしれませんが
意外と地方でも水道水に浄水器を付けて使用している方は多いです。
その浄水器の代わりに飲み水や料理に使う水を宅配される水と置き換えるのはどうでしょうか?
宅配に任せる水の確保
宅配される水といえばウォーターサーバーが一番に思いつきますが
私はウォーターサーバーは少し苦手です。
理由としては
- 電気代がかかる
- 定期的に掃除が必要
- サーバーが場所を取る
そこで単純ですがサーバーではない水の宅配のご紹介です。
ペットボトルの宅配
1つめは単純にペットボトルを宅配して貰えるLIFEDRINKさん
定期購入であれば500ml24本で1098円で購入する事ができます。
さらに配達ペースを選べるので、少し多いくらいで購入すれば
非常時の備蓄としても役立つのではないでしょうか。
11.5L バックインボックスの宅配
おススメなのが、このバックインボックスの水。
ふじざくら命水BIBが災害備蓄にとても単純ですが画期的です。
段ボールの箱の中に11.5Lの水のパックが入っており
そこから直接 水を使う事ができます。
3箱買って重ねておけばサーバーの様な高さで使いやすいし
量も34.5Lと災害の備蓄としても最適です。
ウォーターサーバーの様にお手入れの必要もなく
ペットボトルの様に無駄な空間やペットボトルのゴミの山に悩まされる事もありません。
備蓄だけでなく、キャンプに持って行くのも便利なサイズです。
2箱で3672円と500mlですが500mlに換算すると約75円。
浄水器のフィルターと置き換えれば、そこまで負担にもならず
備蓄ができるのでとても良いと思います。